会社員になると、誰でも一度は宴会の幹事をやる機会に直面するものです。事前の準備や当日の進行など何かと手間がかかる幹事業務ですが、上手く振る舞うことができればあなたの評価もうなぎのぼりになることでしょう。
特にスーパーコンパニオン宴会は通常の宴会より配慮が必要になることから、幹事としての責任は大きくなると言えます。
今回は、スーパーコンパニオン宴会における幹事の振る舞いや心構え、具体的な仕事の中身などを紹介します。以前、幹事として当サイトを利用されたKさんの体験エピソード（2019年アンケート結果より）にも適宜触れるので、幹事を担当される方はぜひ参考にしてみてくださいね。
コンパニオン宴会で幹事をやるメリット
コンパニオン宴会で幹事を行うメリットとして、以下の3つがあげられます。
- 新たな人脈、人間関係を築くことができる
- 経験を積む、ビジネススキルを養うことができる
- 自分の仕事ぶりをアピールできる
コンパニオン宴会で幹事を担当すると何かと気を使い大変ですが、このようなメリットがあるのでおすすめです。まずはそれぞれ解説します。
新たな人脈、人間関係を築くことができる
コンパニオン宴会で幹事を行うことにより、社内の他部署の方々と交流する機会が増えるでしょう。日頃気軽に話すことができない上司や先輩とも幹事業務を通じてコミュニケーションを取ることができ、幅広い人脈や人間関係を築くことが可能です。関係を構築しておくことで、今後の社内での仕事をスムーズに行えるようになります。
経験を積む、ビジネススキルを養うことができる
幹事業務を通じて、宿との調整や社内の取りまとめなど普段の仕事では経験できないような様々な経験を積むことができます。さらに自分の知らない業界に関する知識を深めることができるため、自分自身の成長につなげることができるでしょう。
ビジネススキル的にいうと、【ディレクション力】【交渉力】【コミュニケーション力】【情報収集力】【段取り力】【ファシリテーション力】等を養うにはとても有効と思われます。
自分の仕事ぶりをアピールできる
幹事の仕事を通じて、自分自身の仕事ぶりを社内にアピールすることができます。準備や連絡などの面倒な業務を手際良くこなす姿を上手くアピールできれば、社内での評価も自ずと上がるのではないでしょうか。仮に何か失敗をしてしまったとしても、それが後々の良いネタとなり社内での存在感が増すことでしょう。
コンパニオン宴会の幹事がすること一覧
コンパニオン宴会の幹事になると、やるべきことが沢山あるので段取りを組んでこなしていく必要があります。万全な状態で宴会当日を迎えるために、早め早めに準備を進めることが大切です。
▼事前に幹事がやるべきこと
- 日程を決める
- 参加者/参加人数を把握する
- 予算を把握する
- 場所を決定する
- 移動手段を決める
- 旅行会社と打ち合わせをする
- 宴会の余興を考える
- 当日の予定やタイムスケジュールを作成する
- 宴会会場の予約をする
- 参加者に周知徹底する
▼宴会当日に幹事がやるべきこと
- 参加者の出欠確認をする
- 旅館と宴会の事前打ち合わせをする
- 宴会の進行を行う
- 参加者の様子を見て気配りを行う
- 二次会参加の最終確認をする
- 清算する
このように幹事の仕事はやるべきことが多いため、上記の内容を参考にして段取りを組んで進めていくことをおすすめします。
【準備編】コンパニオン宴会の幹事の振る舞い・心構え
コンパニオン宴会を成功に導くためには、事前に入念に準備を行うことが大切です。幹事は宴会当日までに具体的にどのような振る舞いをする必要があるのでしょうか。
ここからは、コンパニオン宴会において幹事が事前に行うべき準備の中身や幹事として必要な心構えについて解説します。
準備は万全に
コンパニオン宴会を無事成功に導くためには、幹事が念入りに事前準備を行うことが大切です。まずは前回の幹事から情報収集し、前回の宴会の様子や全体の流れを確認します。前任がいない場合や分からないことがある場合は、「宴会の達人」にその都度相談して解決すると良いでしょう。
宴会の日程を決定したら、早めに参加者の募集をかけることが大切です。できるだけ多くの人に参加してもらえるように、周知連絡を徹底しましょう。参加人数は正確に把握する必要があるため、参加者リストを作成して管理することをおすすめします。
また、コンパニオン宴会において施設選びはとても重要です。失敗することがないように口コミや評価を参考にして入念にリサーチし、宿泊施設が決まったらしっかりと打ち合わせを行いましょう。
さらに、宴会で使用する備品の準備も必要です。小道具や衣装、ゲーム用品など、旅館で準備できないものは幹事が事前に買い揃えて持っていきましょう。
宴会の目的を明確に
宴会を成功させるためには、宴会の目的を明確にすることが重要です。新年会や忘年会、親睦会など宴会のテーマを決定し、そのテーマに沿った雰囲気を作り上げることが大切になります。
また、宴会では誰を主人公にするのかという点もポイントとなります。社長や上司など、主人公が決まればその人の趣向に合った施設選びやコンパニオン選び（事前に要望を伝える）をスムーズに進めることができるでしょう。
Kさんのケースでは、Kさん自身が所属している部署の懇親会というテーマで宴会を行いました。
偶然にも宴会を開催した当日が、部署のリーダーの誕生日。自ずと宴会の主人公はリーダーに決定です。リーダーが魚介好きという情報から「舟盛り」を追加予約、宴会のお酒はリーダーのお気に入りの日本酒を用意、極めつけは誕生日ケーキを別注してサプライズを行うなど、とことん楽しんでもらう環境作りに力を注いでいました。
参加者に合わせたスーパーコンパニオンを
スーパーコンパニオン宴会において、コンパニオン選びは重要です。参加者の好みに合わせた女性陣を用意することができれば、自ずと宴会は盛り上がるでしょう。
選ぶといっても事前に顔をチェックしたり指名したりは難しいので、こんなコンパニオンが良いという好みを、予約時に伝えることをおすすめします。女の子の数にも限りがあることから、できるだけ早い段階で対応を進め、こちら側のリクエストを伝えておくと施設側としても調整がしやすくなるでしょう。
Kさんが幹事をしたケースでも、リーダーに思い切り楽しんでもらおうと、コンパニオンはリーダーの好みである若くてノリのいい女の子（おっぱい大きめ）を希望しました。
その結果、イメージに近い女の子が無事揃い、また彼女たちの頑張りもあり宴会は大成功。終始楽しそうな顔をしていたリーダーの姿に、Kさんは感動すら覚えたようです。
周りの協力をあおぎ役割分担を
宴会を成功させるためには、事前に協力者を集めて役割分担を行うことが重要です。特に宴会の幹事は準備することが多く当日も大忙しなため、なんでも一人でやろうとすると逆に効率が悪くなり、抜け漏れが生じる恐れもあるのです。
Kさんも部署の仲間に声をかけ、宴会の前に何度もミーティングを重ねました。買い出し係や盛り上げ役など役割分担を明確にすることで、宴会当日はスムーズに宴会を進行することができました。
自分が苦手なことがあれば、遠慮せず他の人の助けを求めることをおすすめします。Kさんはパソコンを使った作業が苦手なようで、得意な後輩の力を借りて参加者名簿や当日のスケジュールなどをパソコンに打ち込んでもらったそうです。おかげで旅館の選定や宴会の準備など、自分の得意な仕事に集中することができたのです。
【当日編】コンパニオン宴会の幹事の振る舞い・心構え
コンパニオン宴会を成功させるためには事前準備も大切ですが、何より宴会当日の幹事の振る舞いが重要になってきます。
どんなに事前の準備が完璧だったとしても、当日何らかの失敗があれば全てが台無しになる可能性もあるので注意が必要です。宴会当日は細心の注意を払い、慎重に幹事としての仕事を行うことが大切になります。
続いては、コンパニオン宴会当日に幹事が行うべき行動や心構えについて解説します。
チェックイン後の最終確認
「予約時に伝えていたことが当日のスタッフに伝わっていなかった」「会場の導線が想像と異なり慌てた」など、宴会の失敗あるあるです。当日宿泊施設に到着したら、実際の宴会会場を見せてもらい、宴会の流れや留意点等について施設側スタッフや幹事チームと最終確認することをおすすめします。
盛り上げは自分から
宴会の盛り上げは決して人任せにせず、幹事が自ら率先して行うよう心がけましょう。盛り上げ方が分からない場合や苦手な場合は、ゲームで楽しむことをおすすめします。事前に様々なゲームを用意し、できるだけ全員が楽しめるゲームをうまく取り入れるとよいでしょう。
また、自分から積極的にお酌することも効果的です。誰がどんなお酒が好きなのか事前にリサーチして、グラスが空いたらお酒を持ってお酌を行い、どんどんコミュニケーションを取りましょう
参加者・コンパニオン・スタッフ全員への気配りを
コンパニオン宴会は自分ひとりで成功に導くことはできません。宴会の参加者や準備を手伝ってくれた方、場を盛り上げてくれるコンパニオンや旅館のスタッフなど、宴会に関わる全ての人の存在があるからこそ、宴会を成功させることができるのです。
だからこそ幹事は宴会に関わる方々に対して、丁寧に気配りをすることが求められます。つまらなそうにしている人がいれば声をかけたり、コンパニオンの女の子が気持ちよく仕事ができるように場を盛り上げたりしながら、全員が快適に過ごせる環境作りを心がけましょう。
お会計もしっかりと
無事に宴会が終われば幹事の仕事は終了！というわけではありません。旅館を立ち去る前に、トータルでかかった費用の精算作業が待っています。宿泊費用やコンパニオン代金だけでなく、食事や飲み物の追加料金や延長料金、二次会の会費など諸々かかった費用を正確に計算し、旅館に対して支払いを行う必要があります。
旅館を立ち去るまで気を抜かない
楽しい宴会が終わり、最終日に旅館を立ち去るのは名残惜しいものです。しかし幹事の役割はまだ終わったわけではありません。
忘れ物の確認や旅館の方々への挨拶、参加者の交通手段の確認や体調の管理など、旅館を立ち去るまで幹事がやるべき仕事はまだまだあります。思い出に残る楽しい宴会にするためにも、幹事は自分の仕事を最後まで全うしましょう。
まとめ
スーパーコンパニオン宴会の幹事の仕事は、一般的な宴会での幹事の仕事よりもやるべきことが多く大変です。しかし、普段接することがない世界を知ることができ、これまで経験したことがない業務を行う場面も多いことから、自分の経験値が格段に上がることでしょう。
無事に宴会を無事成功させた暁には、達成感を味わえるだけでなく、仕事ができるビジネスマンとして社内の評価も高くなることが期待できます。
スーパーコンパニオン宴会の幹事の仕事は、自分自身を成長させるきっかけにもなります。もしスーパーコンパニオン宴会の幹事の仕事をする機会があるのなら、自ら積極的に名乗り出て、幹事業務に取り組むことをおすすめします。
