新型コロナウイルスの影響を受けてしばらく自粛をしていたホテル/観光業界では、徹底した感染予防対策を行っていました。その結果新規感染者がほとんど見られなくなり、スーパーコンパニオン宴会を再開する宿泊施設も徐々に増えてきています(2020年6月現在)。
緊急事態宣言の解除以降、スーパーコンパニオン宴会や温泉地の現状はどのようになっているのでしょうか。コロナ時代におけるスーパーコンパニオン宴会の事前準備や楽しみ方についても合わせて紹介していきます。
コロナによるスーパー(ピンク)コンパニオン宴会業界への影響と現状
日本のみならず世界中を震撼させた新型コロナウイルスは、飲食業界や旅行業界をはじめ様々な業界に大きな影響を与えました。スーパーコンパニオン宴会業界への影響も大きく、多くの宿泊施設が営業の自粛を余儀なくされ、中には経営難に陥ってしまうようなケースもあるようです。
そんな新型コロナウイルスですが、徐々に収束を見せ始め、5月25日には緊急事態宣言が解除されました。その後、県をまたいだ移動もできるようになり、国内を旅行する方の数も徐々に増えつつあります。
気になる温泉地の現状ですが、しばらく自粛していた温泉地の宿泊施設の多くは無事に営業を再開し、スーパーコンパニオン宴会も利用できるようになっています。もちろん、消毒/体温測定/マスク着用といった感染症対策も念入りに行われているので安心です。各宿泊施設では万全な体制を整えており、お客様の利用を心待ちにしています。
耳寄りな情報としては、現在多くの温泉地は訪れる観光客が少ないため、全体的に空いている状況であることです。普段人が多い観光スポットや最新施設、人気の宿泊施設やホテルも比較的予約しやすくなっています。
温泉地は人が少ないことから、「三密」を避けるには最適かもしれません。コロナの猛威が収束しつつあるこのタイミングは、むしろ旅行を思い切り楽しめるチャンスと言えるでしょう。
日本温泉協会によるコロナ対応ガイドライン
一般社団法人日本温泉協会では、新型コロナウイルスの感染対策の基準となるガイドラインを策定しています。
このガイドラインには、以下の項目が明記されています。
- 感染対策
- 場面ごとの注意事項
- 従業員や利用客に感染症が疑われる場合の対応
- 手洗い方法
ガイドラインでは、感染対策についてかなり細かく規定されています。接触感染予防としてドアノブや椅子、テーブルなど施設内の備品の徹底した消毒、飛沫感染予防としてフロントやレストランなどでの飛沫対策、ソーシャルディスタンスの徹底、消毒設備の設置、従業員の健康管理、利用客の健康チェックなどの徹底を規定しています。
さらにお客様のお迎えの際やチェックイン時、エレベーターや客室、大浴場や食堂など場面ごとの注意事項も細部まで規定されています。心配な方はこのガイドラインを遵守している宿泊施設を選んで予約すると、安心して楽しむことができるでしょう。
【参考】[温泉施設における新型コロナウイルス対応ガイドライン(第2版) – 日本温泉協会]
政府によるGo To トラベルキャンペーン
新型コロナウイルスにより打撃を受けた業界を救済しようと、政府が「GoToトラベルキャンペーン」を打ち出しました。旅行にかかる費用の半額相当の割引やクーポンを支援する内容となっています。
具体的には支援の7割が宿泊費や交通費に充てられ、残りの3割が現地で食事をする際に利用できるクーポンとなっています。
コロナの影響を受け、長期間休業を余儀なくされた宿泊施設やお店は日本全国に多数存在します。経営状態が逼迫している宿泊施設も少なくないことから、この機会にGoToトラベルキャンペーンを積極的に利用して日本中の温泉街を元気にしたいものです。
このキャンペーンは、旅行代理店を通じてツアーを申し込んだ際に利用できるサービスとなっています。利用する際には「宴会の達人」に確認することをおすすめします。
★Go To トラベルキャンペーン対象施設はこちら→Go To トラベルキャンペーン対象施設
コロナ時代にコンパニオン宴会を楽しむための事前準備、注意点
コロナ時代に突入し、コンパニオン宴会が再び楽しめるようになったとは言え、これまでと同じように宴会を楽しむことは現実的に難しくなりました。
コンパニオン宴会を存分に楽しむためには、新型コロナウイルスに配慮した対策や事前準備が必要です。ここでは、コロナ時代におけるコンパニオン宴会に必要な準備、注意点について紹介していきます。
体調の自己管理
コンパニオン宴会に参加するにあたり、体調管理は必須事項と言えます。普段からマスクをして飛沫感染に備え、外出後は手洗いやうがいを忘れずに行うよう心がけましょう。
また、人混みや密閉空間には飛沫が漂っている可能性があります。普段から自分の行動を意識することも、自己管理の一環と言えます。
さらに新型コロナウイルスに感染しないためには、体力の維持は欠かせません。バランスのとれた栄養のある食事や十分な睡眠を心がけ、免疫力を高めることが大切です。新型コロナ感染症は人から移される可能性だけでなく、自分が人にうつす可能性もあります。熱がある場合や体調がすぐれない時には、外出を控えるようにしましょう。
リスクの低い旅行先の選定
感染対策の一環として、旅行先選びも重要になります。人が集まりそうな人気スポットはあえて外し、普段行かない穴場の温泉街に足を運んでみてはいかがでしょうか。
地方の温泉街にも、スーパーコンパニオン宴会を楽しめる素晴らしい場所はいくつもあります。できるだけリスクの低い旅行先を選定し、ストレスなく楽しむことを心がけましょう。
コロナ対策実施有無など、宿泊施設の事前リサーチ
宿泊施設を予約する際には、コロナ対策を実施しているかどうか、事前にリサーチすることが肝要です。当サイト「宴会の達人」でも、コロナ対策の方針や対応を明示している宿泊施設に関しては、施設詳細ページに該当情報を転載したりしていますので参考にしてみてください。ただ、サイト内に記載がなくともきちんと対応されている宿泊施設も多くある為、気になる場合は事前に問い合わせていただくことをおすすめします。
感染症防止アイテムの用意
旅行する際には、感染症防止のために以下のアイテムを用意することをおすすめします。
- マスク
- 消毒液
- ビニール手袋
- スリッパ
- 体温計
人混みの多い場所でのマスクの着用は必須です。さらにドアノブやタッチパネルなど、不特定多数の人が触れる箇所には飛沫などが付着している可能性があるため、そのような箇所に触れた際には適宜消毒すると良いでしょう。
またバーベキューなどを行う際も注意が必要です。食材は素手を使わずトングなどを使って衛生面に配慮し、食事も大皿などで共有せずにできるだけ小分けして食べることをおすすめします。
立ち寄り先も注意
温泉地に旅行に行く場合、途中ドライブインや食事処などに立ち寄ることも多いでしょう。そのような場所は人が密集する傾向にあるので注意が必要です。
特に公衆トイレや洗面所などは接触感染の可能性が高くなります。場合によってはビニール手袋やスリッパを活用し、対策を怠ることがないように心がけましょう。
公共交通機関での対策
旅行には移動がつきものですが、移動手段にも細心の注意を払うことが大切です。可能であれば人との接触が少ないマイカーやレンタカーで移動することをおすすめします。
電車やバスなどの公共交通機関を利用する場合には、できるだけ混雑している場所は避けて、空いている場所に乗るように心がけましょう。
ドアノブやつり革に触れる際やトイレなどを使用する際も注意が必要です。接触感染を避けるため、使用した後は適宜消毒することを心がけましょう。
手洗い・うがい・消毒や換気の徹底
旅行中は様々な物に触れる機会が必然的に多くなります。手洗いやうがい、消毒をこまめに行うよう心がけましょう。宴会の会場では換気を徹底し、他の人との食べ物や飲み物の共有は避けることが懸命です。
徐々に宴会が盛り上がり酔っ払ってくると、普段行なっている感染予防対策がおろそかになりがちです。宴会を楽しみながらも、感染予防のための行動を忘れないことが求められます。
コロナ時代だからこそ(?)!「コンパニオン宴会」のメリットとは
多くの被害を出している新型コロナウイルスですが、こんな時代だからこそ「コンパニオン宴会」をオススメしたい理由やメリットをいくつか紹介します。
コンパニオン宴会旅行で免疫力アップを!
ウイルスに打ち勝つために免疫力を高めることが有効だという話は、よく聞かれると思います。免疫力を高める上で一般的に重要とされているのが、
- 規則正しい生活
- 十分な睡眠
- バランスの取れた食生活
- 適度な運動
- ストレス解消
などですが、温泉旅行、特にコンパニオン宴会プランをセットで楽しむ場合を想像してみましょう。温泉にゆっくり浸かったあと→美味しい料理に舌鼓→合わせてスーパーコンパニオンとの非日常かつ刺激的な宴会、、、十分な睡眠時間だけは確保できるか怪しいですが、他はほぼ満点に近いのではないでしょうか。
また、温泉と免疫力の関係性について面白い話があります。免疫を司る細胞が多数ある中で、ウイルスに対する免疫として特に重要とされる【NK細胞(ナチュラルキラー細胞)】が温泉に入ることで活性化されるというのです。温泉地でのコロナ感染ニュースをあまり聞かないのも、思わず納得してしまいます。
詳しくはこちらの記事を参照ください⇒『【星野リゾート】「今だから教えて欲しい温泉の力」対談コラム』
「個室空間」が感染防止に繋がっている?!
食事をレストラン会場でとることを基本としている宿泊施設が多い中で、コンパニオン宴会プランを予約した場合、宴会会場は原則「個室空間」となります。地方での感染経路の多くが、都心部をはじめとした他県からの移動による感染と考えると、宿泊者同士が集まるレストラン会場に比べ、多くが地元民であるスーパーコンパニオンとの宴会はむしろ安全と言えるのではないでしょうか。
上質なコンパニオンと巡り会える確率アップ!
これは需要と供給の話になりますが、平常時と比べて圧倒的に減っている観光客に対して、宿泊施設側の人員配置に大きな変化はありません。スーパーコンパニオンの待機人数も同様と思われます。一人宴会プランやリピート予約者の指名も含め、人気のコンパニオンはどうしても遭遇確率が低くなってしまうものですが、コロナ時代はちょっと様子が変わるかもしれません。予約が少ないと人気コンパニオンもお仕事待ち?こんな時だからこそとコンパニオン宴会にチャレンジした方には、施設側も「折角きてくれたお客様には満足して帰って欲しい」と思うのが当たり前なので、コンパニオン選びにも自然と気合いを入れてくれるはずです。
まとめ
新型コロナウイルスの流行は、スーパーコンパニオン宴会に関わる宿泊施設や業者にも大きな影響を与えました。その後、緊急事態宣言が解除されて多くの宿泊施設が営業を再開し、現在温泉地に訪れる人の数は徐々に増加傾向にあります。
感染症対策は重要です。正しい知識を身につけて適切な行動をとり、これ以上感染者を増やさない対策を行う必要があるでしょう。
スーパーコンパニオン宴会に参加する際も、感染症を意識した行動が求められます。コロナ時代でもコンパニオン宴会を楽しむことは可能です。一人一人が適切な行動を取るように自覚して、スーパーコンパニオン達と楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。