栃木県芳賀郡益子町は室町・鎌倉の時代まで遡る貴重な文化財が点在するとともに江戸時代から陶芸の里として栄え、日本が世界に誇る名陶『益子焼』の産地として知られた町です。現在、益子焼の窯元は約２６０・陶器店は約５０あり、春と秋に開催される『益子の陶器市』は代表的なイベントで、焼物だけでなく地元農産物や特産品の販売も行われ、約６０万人の観光客で賑わいます。また、最寄の益子駅は真岡鐵道の一駅で、土日祝日には『蒸気機関車もおか号』が煙をはいて勇ましく走り、大人気です。比較的新しい益子温泉の泉質は塩化物泉。身体の芯までじっくりと温めてくれ、神経痛・筋肉痛・冷え性などの薬効があります。四季折々、里山の自然を感じながら陶器めぐりを楽しんだ後は近隣に建つホテルや旅館の湯に浸かり、買い求めたお気に入りの陶器でお酒を楽しむ。そんな贅沢なひとときをお過ごしください。