「民話舌切り雀」や誰もが知っている「温泉マーク」の発祥の地として知られる磯部温泉は、群馬県安中市にある温泉地で、JR信越本線線の「磯部駅」の他に、車で20分の所には新幹線の「安中榛名駅」もあります。磯部温泉は塩化物泉で、効能は一般的適応症、やけど・切り傷・慢性婦人病など。また、平成８年には新しい源泉が発掘され「恵みの湯」と命名されました。この新源泉「恵みの湯」は、９軒のホテルや旅館の大浴場・露天風呂、日帰り温泉施設の大浴場・露天風呂、そして無料の足湯に引湯されています。宿泊プランは各宿毎に多数あり、コンパニオン付き宴会パックを作っているホテルもあります。そしてコンパニオンの他に「酌婦」が手配できるのも磯部の特徴です。磯部のお土産NO.1はやはり磯部せんべいで、塩分の多い源泉の湯で練り上げて薄く焼き、サクサクした噛みごたえと甘い香りが特徴の滋養菓子です。また毎年８月には５０年以上続く磯部温泉花火大会が開催され、碓氷川河川敷から３，０００発の花火が打ちあがり、地元の人は勿論の事、観光客からも、その規模と美しさに歓喜の拍手が上がります。