東京から新幹線で50分!静岡県の熱海で、観光・温泉・露天風呂・料理を…
静岡県伊豆市にある修善寺温泉は伊豆半島で最も古い歴史のある温泉です。その歴史は平安時代にさかのぼり、修善寺川(桂川)のほとりで父親の病の回復を祈りながら介抱する孝行息子の姿に、通りかかった空海(弘法大師)が深く胸を打たれ、「川の水では冷たかろう」と手にしていた独鈷(とっこ)で川の岩を砕き、そこから温泉を湧出させたという伝説が残っています。その後、湧き出た湯に浸かり体を癒した父親の病が治ったという噂が広まり、庶民の湯治場として利用されました。それが「独鈷の湯」と呼ばれる所以で、今では修善寺のシンボルとなり日本百名湯にも選ばれています。桂川の両側には歴史のある温泉旅館や地名の由来となった修禅寺、また、散策に最適な風情漂う「竹林の小径」等があり『伊豆の小京都』と呼ばれ、その街並みは明治・大正に活躍した文人たちに愛され、多くの作品に残されています。